コンタクトレンズは、
人体に影響を及ぼす危険のある
高度管理医療機器に指定されています。

 

コンタクトレンズに必要な事

眼に負担の少ないコンタクトレンズを、いつも良好な状態で保ち、装用ルールを守り正しく使うこと

 

眼に負担の少ないコンタクトレンズ

酸素透過性が高いことが重要

黒目の表面の角膜は、光を取り込む窓として血管が通っていない透明な細胞です。よって、眼が健康でいるための様々な生理機能を、 血液中からではなく大気中から直接取り入れる酸素と涙に含まれる栄養分を糧に営んでいます。そのため、角膜を覆うように装用する コンタクトレンズが多くの酸素を通すことのできるものでない場合、大気中からの酸素の取り入れが妨げられ生理機能の営みを維持できなくなり、 眼にダメージを及ぼすこととなります。

◆角膜の長期酸素欠乏による眼へのダメージ◆

左の写真で黒く見えているところが、角膜の上皮細胞が剥離してしまっている部分です。


正常な角膜内皮細胞状態

ダメージを受けた角膜内皮細胞写真

ダメージ写真では死滅細胞部を埋めるため、残りの細胞が変形肥大してしまっています。

◎角膜内皮細胞は1度死滅すると2度と再生されません。
◎角膜内皮細胞の減少はコンタクトレンズの装用や白内障手術ができなくなる他、状況によっては失明の恐れまであります。

コンタクトレンズ状態の留意点

コンタクトレンズの汚れや傷は眼の大敵

毎日の使用の中で、コンタクトレンズには汚れやキズが付着してしまいます。その汚れやキズは、肉眼では見えないものも含め眼に多大なリスクを及ぼす原因となります。
決められた装用期間や時間を守ることはもちろん、洗浄消毒など毎日のコンタクトレンズのお手入れをしっかり行うとともにコンタクトレンズの状態に留意し、決められた定期検査は必ず受けるようにしましょう。

◆キズや汚れが付着したコンタクトレンズ装用による眼へのリスク◆

巨大乳頭性結膜炎の発症原因は、大半がソフトコンタクトレンズの汚れとされています。

◎巨大乳頭性結膜炎の症状:上まぶたの異物感、眼のかゆみ、目ヤニ等。

 

コンタクトレンズのキズや汚れの付着状態写真


強度の汚れ

カビの付着

強度のキズ

コンタクトレンズ無料チェック

他店で購入のコンタクトレンズを含め、眼へのリスクが心配される状態であるか否かを無料でご確認いたします。 また、状態により汚れ除去など無料クリーニングも承ります。
※無料クリーニングは汚れを落としきれない場合もあります。
※眼の状態を含めた総合チェックをご希望の場合は眼科での診察料が必要となります。

コンタクトレンズ選びのポイント

使い捨てコンタクトレンズは衛生面が魅力

使い捨てコンタクトレンズは、汚れやキズが付着する前に捨てて、新しいレンズに取り替えるという発想のコンタクトレンズ。 中でも、1日使ったら捨て毎日新しいレンズを使う1日使い捨てコンタクトレンズは、瞳の衛生面において非常に魅力的です。

使い捨てコンタクトレンズの使用期限

例えば2週間使い捨てコンタクトレンズは、そのコンタクトレンズが14日間使用できるということではなく、 開封後14日間が使用期限でありその間に使用しない日があっても使用期限が延長されるわけではありません。 また、一日使い捨てコンタクトレンズは1度外したコンタクトレンズ2度と装用しないことが前提のコンタクトレンズです。